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内方?外方?駈歩発進の脚の使い方と、足をずらす基準

駈歩発進をする時、内方脚!っていう人もいれば、外方脚!っていう人もいる…。どっちの脚を、どう使うのが正解なの?

そんな疑問にお答えします!

脚の位置をずらす事には、以下の3つの効果があります。

  • 内側前脚を、より大きく持ち上げる
  • 外側後ろ脚に、力強く地面を蹴ってもらう
  • 馬の体を斜めにして、より遠くに一歩を伸ばす

ですが、駈歩発進は、教える人や乗ってる馬によって、どっちの足をずらすか、どっちの足で合図をするかが変わるんですね。

今回は、駈歩発進で足をずらす基準と、2種類の発進合図について解説したいと思います。

※駈歩発進は、脚以外にも大事な項目が沢山あります。まだ読まれてない方は、まずこちらの記事をご覧ください。

駈歩を覚えよう!その3:求める馬の形と、駈歩発進の扶助
MEMO
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脚の使い方が違う理由

結論から言ってしまうと、乗り手や馬によって脚の使い方が違うのは、「求めている事が違うから」です。

結局、同じ駈歩発進ではあるんですよ。でも、駈歩という体の使い方を指示する時って、大きく2種類、方法があるんですよね。

1つは、内側の前脚を持ち上げ、一回一回ナポレオンの馬のように体を大きく上げたら、駈歩になるでしょという考え方。

もう1つは、外側の後ろ脚に強く地面を蹴ってもらって、体全体を前に押し込んじゃえば、加速がついて駈歩になるでしょという考え方です。

この、前脚を持ち上げる発進を内方発進。後ろ脚の踏み込みを強くする発進を外方発進と言います。

内方発進は、内側の前脚を大きく動かしたいので内方脚で。外方発進は、外側の後ろ脚を大きく動かしたいので、外方脚で発進指示をします。

改めて、馬の特性や、教える人の求めている事で、どちらの駈歩発進を使うかが変わります。

ここからは、内方発進と、外方発進のそれぞれの特徴について解説していきますね。

内方発進のメリット・デメリット

まずは内方発進から解説をしましょう。

内方発進のメリット・デメリットは、以下の通りです。

  • メリットその1:馬を真っ直ぐ走らせる事が出来る
  • メリットその2:ゆっくりにさせても駈歩が出来る
  • デメリットその1:すぐ止まりやすい

1つずつ解説していきましょう。

メリットその1:馬を真っ直ぐ走らせる事が出来る

詳しくはこちらの記事で解説をしていますが、本来、馬は駈歩をする際、斜めに体重移動をしています。

駈歩を覚えよう!その2:駈歩中の、馬の動きの理解

そのため、馬に楽な体勢で駈歩をさせると、わずかですが、内側に走っていくんですね。競馬をよく見る方は、馬は真っ直ぐに走ってないのは分かると思います。

内方発進では、内方脚を前に出して使う事で、内側の前脚が中に入るのをブロックしてしまいます。

こうする事で、馬が内に切れ込むのを防ぎ、真っ直ぐ走らせる事が出来るんですね。サークルでの駈歩練習や、蹄跡行進の際には必要になってくる技術です。

メリットその2:ゆっくりにさせても駈歩が出来る

こちらも、先程紹介した記事で詳しく解説していますが、駈歩は、体を上方向に持ち上げる歩様です。

内方発進では、内方脚を深く差し込み、馬の体の前半分を持ち上げるサポートをする事で、駈歩の動きを作りやすくしているんですね。

また、パワーを前方向ではなく、上方向に持って行くため、前に飛び出していかない、比較的ゆっくりの駈歩が可能になりますよ。

必ずではないですが、馬場馬術的な駈歩を求める方は、こちらの方法をとる事が多いように思えます。

デメリットその1:すぐ止まりやすい

前脚を持ち上げる事が出来ても、後ろ脚の踏ん張りが足りなければ、馬は走れません。その点、外方発進という、後ろ脚の蹴り出しを使った発進と比べると、どうしてもすぐに止まってしまいます。

踏ん張る脚力があれば、先程も言ったように、パワーを上方向に持って行くため、前に飛び出さない、ゆっくりの駈歩は可能です。

ただ、前という流れに馬を乗せられない以上、外方発進以上に、馬の前進気勢とパワーは必要になります。

ゆっくりを維持したまま踏ん張り続けるのは、車のエンジンと同じでたくさんエンジンを回す必要があるという事ですね。

外方発進のメリット・デメリット

外方発進のメリット・デメリットは、以下の通りです。

  • メリットその1:駈歩が続きやすい
  • デメリットその1:馬が加速しやすい、楽になりやすい

解説していきますね。

メリットその1:駈歩が続きやすい

後ろに下げた外方脚を使って、馬の後ろ脚にパワーを送る発進なので、当たり前ですが、蹴り出しが強くなります。

そうすると、踏ん張る力も生まれるし、前という流れが出来るので、馬は走りやすくなります。特に首を下げて走る馬だと、後は全自動レベルで駈歩が継続する事が多いです。

比較的ゆっくりでも、駈歩の方が走りやすいからと勝手ギアチェンジをする馬。駈歩になっても、自分から制限速度を守ってくれる馬は、こちらの発進をする事が多いです。

デメリットその1:馬が加速しやすい、楽になりやすい

斜めに走りやすいのは、内方発進の話を聞いていたら、ああ、逆なんだなというのは分かると思うんですよ。

それとは別に、一番怖いのが、後ろ脚の爆発力を得た馬が、自分がしたいように走ってしまう事です。

初心者レベルの駈歩レッスンだと、本来、後ろの腰に使う事も出来る長鞭を、あまり後ろに使わないと思いますが、それもこれが原因です。

ゆっくりの駈歩から練習していきたい方に、ちょっとでも爆発の可能性を招く合図は、あまりやらせたくないからですね。後ろ脚への合図は、少々リスクがあるのは事実です。

もちろん、後ろ脚の爆発力が全くない馬も居るので、外方発進の指示自体が悪いわけではありません。

ですが、安心できる馬じゃない限り、何も考えずに使うのはオススメしないです。

脚をずらす基準

ここまでの説明を聞くと、どちらの足を、どれくらいずらすのかという意味も、感づいてきた方もいるのではないでしょうか?

内方脚を前に出す、外方脚を後ろに引くのは、前と後ろ、どっちの足が原因で馬が走れないかによって変わります。

例えば、後ろ脚からのパワーは充分なんだけど、前脚に根っこが生えてるから、体が持ち上がらないという馬は、内方脚を前に出しますし、

前脚は軽いんだけど、そもそも後ろ脚の蹴り出しが弱いという馬は、外方脚を後ろに引きます。

自分の馬の体勢やバランスは、ある程度の経験がないと分からない、ちょっと高度な感覚になってきます。

なので、教わる方に、この馬はどっちですか?と聞くと、レッスンの手助けになるかもしれませんよ。

まとめ

今回は、内方発進と外方発進の違い、脚をずらす基準について解説をしました!

あくまで今回の内容は、僕自身の考え方ですが、僕はこの考え方を基準に、レッスンや、追い鞭を当てる場所を決めてきました。多少の参考にはなると思います。

大事なのは、全ての馬で、同じ合図をすれば良いわけじゃないという事です。

繰り返しになりますが、動いてくれている馬の事にも注目してあげて下さいね!

ご覧いただき、ありがとうございました!

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