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馬の体の特徴は?耳や鼻の良さ、目の見え方を解説!

馬ってどんな動物なんだろう?大きな体だけど、近付いても大丈夫かな?

 

大丈夫ですよ!馬がどんな動物かを知れば、仲良くなるのは難しくありません!

 

今回は初心者の方向けに、馬の体の特徴についてお話ししたいと思います!

 

特徴を全て話すとすごい量になってしまうので、今回は「コミュニケーションに関わる体のパーツ」についてお話ししますね!

 

MEMO
記事の最後には、同じ内容を解説した動画もあります!興味がある方は、チャンネル登録をしていただければ幸いです!

 

 

馬の身体の特徴1つ目:耳

 

今回は三つのパーツについて紹介をしていきたいと思います。まずは耳から!

 

 

耳の特徴その1:とてもよく聞こえる上に、くるくる回るレーダー

 

遠くの音や小さい音を聞き取れるだけでなく、人間より音の幅を広く聞くことができます。

 

人間じゃ聞こえないくらい高い音だったり、地鳴りのようなすごい低い音も聞き取ることができます。

 

実際、地震の際には人が気づく前にソワソワし始めたりするんですよ。

 

それくらい敏感なので、馬の前で大きな声を出すのは止めておきましょう。本当にびっくりしてしまいますよ。

 

 

耳の特徴その2:感情表現にとても重要な役割を持っている

 

例えば耳を前に向けてピンと立てるのは、何かに興味を持ったり、警戒をしているサイン。

 

 

後ろに耳を引き絞るというのは不快、怒っているサインだったりします。

 

 

感情表現については話すととても長くなってしまいますので、別に記事を作って紹介したいと思っています。

 

馬の感情表現を知ろう!リラックス中や怒ってる時の特徴は?

 

ですが、耳の様子を見ているだけでも、馬の表情や感情は結構わかるものですよ!

 

 

馬の身体の特徴2つ目:鼻

 

 

 

鼻の特徴その1:嗅覚がとても良い

 

動物にとって「匂いをかぐ」という行為は、人間が想像してる以上にたくさんの情報を仕入れることができます!

 

イメージしやすいのは警察犬や麻薬探知犬ですね。すごい動物になると、匂いをかぐだけで相手の遺伝子情報まで読み取ることができるらしいですよ!

 

一説によると人間の1000倍はあるのではないかと言われています!

 

 

鼻の特徴その2:匂いをかぐことで挨拶をする

 

馬は、初めて会う相手と最初のコミュニケーションとして、匂いを嗅いで挨拶をします!

 

 

動物相手に限らず、物にもする行動でして、これで相手の情報を確かめているみたいですね。

 

 

実際、馬に手を伸ばすと、馬の方から鼻を寄せ、匂いをかぎに来ます。

 

じゃれつかない、噛まれないように気を付けなければいけませんが、これも挨拶と思ってやらせてあげてください。仲良くなるための第一歩ですよ!

 

 

馬の身体の特徴3つ目:目

 

 

目の特徴その1:真後ろ以外の350°が見える

 

人間よりも大きな目が顔の両サイドに付いているので、視野がすごい広いです。

 

ましてや馬の顔は、目の部分が少し出っ張っています。そのため、頭蓋骨が視野の邪魔をせず、より広い範囲を見ることができるんです。

 

ただ、目の筋肉でピント調整をするより、首や頭を動かして距離を調整する方が速いようですね。

 

そのため、馬っていつもキョロキョロしています。これは周囲を常に気にしてるという性格上の理由もありますが、顔を動かして全方位にピントを合わせてるという理由もあるんです。

 

 

目の特徴その2:構造上、顔の目の前は見えない

 

指を一本ピンと立てて、遠くから目の中央に近づけてみてください。そのうち一本じゃなくて2本に見えたり、見えなくなったりしませんか?

 

これは、指を顔に近づけすぎた結果、左目で見える範囲と右目で見える範囲の両方から外れてしまうためにおきる現象になります。

 

馬は、目の位置が顔の左右に離れているため、この左目と右目の間の見えない範囲が広いです。

 

なので、実は顔の目の前はほぼ見えていないんですね。

 

 

額から鼻までは見えてない…!
 

僕たちが馬を触る時、一番触りやすい場所って、どうしても一番近い鼻先になります。

 

ただ、実は鼻先って、意外と見えてなかったりします。

 

触りたい気持ちはとてもわかりますが、いきなり手を出さず、触ろうとしていることを認識させてくださいね。

 

 

目の特徴その3:視力は良くないが、何か動くのは遠くでもわかる

 

人間より視力が悪いですが、何かが動いてるのは遠くでも分かるようです。

 

「遠くで何かぼやっとしたものが動いているなあ」くらいには理解できるみたいですが、何が動いてるのかまではわからないみたいですね。

 

そのため、いくら「怖くない」と練習した物でも、はっきりと見えないため驚くということは多々あります。

 

 

目の特徴その4:人間ほどはっきりではないが、多少の色はわかる

 

人間と馬の色の見え方の違い

 

黄色、青、緑は分かるみたいですが、実は赤があまりわからないようです。

 

オレンジ色については、何と緑色に見えていると2018年頃に研究の結果が出てます。そうすると、にんじんはすごい緑色に見えているのかもしれませんね。

 

乗馬クラブや競馬場など、馬がいる施設に行くことがある方は、この機会に施設や、制服をよーく見てみてください。

 

ちょっと工夫されていることに気づくと思いますよ?

 

 

目の特徴その5:黒目が大きいので、実は夜でも目が見える

 

人間よりずっと大きい目を持っているので、そのぶん光も多く取り入れることができます。

 

その為、ライトなどが無くても月の光や星の光などで、夜も目が見えます。

 

 

これは馬に限った話ではないですが、夜に動物の写真を撮ると、目が光って映る事ってありませんか?

 

 

どうやら動物の目の中には、「タペタム」という、光を反射する場所があるみたいです。

 

目に入った光を反射させ、視神経にもう一度当てる事で、見え方を強くする機能を持っているみたいですよ。

 

 

人間との違いを理解することが、仲良くなるための第一歩です

 

今回は、馬の体の中でも、コミュニケーションに関わるであろう部分に注目して紹介しました!

 

 

あれだけ大きな体ですし、パワーやスピードも凄い馬。

 

ですが、実際は強くなるためではなく、全て逃げるために、より臆病な方向に進化をした動物です。そう理解してあげると、ちょっと可愛く見えてきませんか?

 

 

見た目の大きさには圧倒されますが、私たちが守ってあげることで、初めて安心し、本来の魅力が出てくるものです。

 

その為には、人間の価値観や常識を押し付けるのではなく、馬自体を理解し、尊重してあげましょう。

 

 

馬の理解のお手伝いとして、こちらの記事も作りました!ぜひご覧ください!

 

馬の性格の特徴は?大人しくて優しい?それとも怖い?

 

自分の居場所が出来た馬は、あなたに懐いてくれますよ!

 

 

ご覧いただき、ありがとうございました!

 

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