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乗馬での脚の使い方!扶助の強さや、圧迫との使い分けを解説

脚を入れても、馬が動いてくれない!というか、そもそも脚合図って、キックなの?圧迫なの?通じてないから、よく分からない!

そんな疑問にお答えします!

 

圧迫とキックの使い分けや、 脚合図全般で気を付けてほしい事について、解説しますね!

 

MEMO
記事の最後には、同じ内容を解説した動画もあります!興味がある方は、チャンネル登録をしていただければ幸いです!

 

 

結論:圧迫は「援助」、キックは「問いかけ」です。

 

 

結論だけ言うと、圧迫は「良いぞ、もっとやれ」で、 キックは「もしもし、聞いてますか?」です。

 

馬の気持ちによって、どっちを使うかが変わるんですね。

 

例えば、たくさん走ってくれる馬にキックをする必要ってないと思いますし、 動かない馬に圧迫を続けてても、僕たちの脚力じゃ圧力はかけられません。 「マッサージ」と思われ、動かないでしょう。

 

動こうという気持ちが出来上がってれば、圧迫合図でも馬は進みます。

 

逆に、馬に動こうという気持ちが無い時は、 キックで少しばかり刺激を与え、人間に意識を向けてもらう必要があるでしょう。

 

正直な話、僕たちがどんなに強い脚合図をしたところで、 馬の体は軽くなりませんし、持ち上がりません。 体重は400kg以上もありますからね。

 

となると、馬が走る上で一番大事なのは、 馬自体が、動こうと思っているかどうかになります。

 

気持ちによって、合図の種類を変えるのは、僕は普通だと思います。

 

脚合図の際に気を付けてほしい事

 

 

ここからは脚合図全般で気を付けておきたい事を解説していきます。

 

  • 合図ごとの強さを考えよう
  • 段階を意識させよう
  • 出来たら、強い合図を出来るようになろう。
  • 脚合図はパワーではない
  • 鐙を踏みながら、脚合図をしよう

 

解説していきますね。

 

 

合図ごとの強さを考えよう

 

馬の中には、エレベーターのボタンを押すくらいの、本当に弱い合図でも反応する子がいます。

 

そんな馬に、発進はキックだからと蹴り込んだら、間違いなく飛んでいくでしょう。

 

僕が個人的に思ってる事ですが、進めという合図にも、レベルが存在します。

 

触れる→挟む→弱いキック→弱い鞭→圧迫→強い脚→強い鞭です。

 

人によって基準は違いますが、大事なのはいきなり強い合図をしない事ですね。覚えておいて下さい。

 

 

段階を意識させよう

 

あれ、今も同じ話をしたじゃんと思いますよね。

 

でも、微妙に違います。先程は「人間が段階を意識しよう」だったのに対して、こちらは「馬に意識をさせよう」です。

 

上手な人が乗った馬って、全く合図をされてる素振りがないのに、スムーズに動きますよね。これは、パワー1で指示をきかなかったら、パワー2の、今より強い合図が来ると、馬が理解してるからなんです。

 

そのまま、パワー2の次は3、3の次は4と続けていくと、最終的には10のパワーが待ち構えてる。あれはやられたくない。

 

そう思うから、馬って小さな合図でも、言うことを聞くようになります。

 

一番最後に奥の手を出すよう、指示の段階を調整したら、馬も理解しますよ。

 

 

出来たら、強い合図を 出来るようになろう。

 

これは、あくまで、出来たらです。

 

これまで話してきた、段階という考え方が通じるのは、一番最後に奥の手を持ってるからなんですね。

 

怒ると怖いお父さんだから、怒る前にやっておこうと思うわけであって、怒っても怖くないお父さんだったら、抵抗を続ける人も居るわけです。

 

ただ、強く鞭を打ったりして、馬に反抗をされるのは怖いですよね。

 

改めて、出来たらです。覚えておいて下さい。

 

脚合図はパワーではない

 

とはいえ、馬を動かすのはパワーではありません。

 

そんな事言ったら、馬に乗る人はみんな 筋肉質にならなきゃいけません。子供でも動かせる人がいる以上、馬が動く理由というものがあるんです。

 

結論は、動くまで、合図を続ける事ですね。

 

これについては、別の記事で解説しているので、良ければご覧ください。

 

どうして動かない?重い馬の動かし方は?原因と対処の方法

 

 

鐙を踏みながら、脚合図をしよう

 

合図をする際に、思い切り足を開いたり、膝下を大きく使えるのは良い事です。 それだけしっかりキックが出来るという事ですからね。

 

ですが、振りかぶり過ぎて馬体から足が離れたり、鐙が脱げたりしたら、元も子もありません。

 

なので、合図をする際は、鐙を踏みながら行いましょう。

 

蹴る事を優先すると、膝から下を巻き込むだけになり、鐙への重さが無くなってしまいます。「鐙を踏みながら」というのを、忘れないようにしてください。

 

 

まとめ:合図を使い分け、分かりやすい指示をしましょう。

 

今回は、脚合図をする際の注意点と、使い分けについてお話ししました!

 

細かい内容です。ですが、こういった細かい内容の積み重ねが、馬にとって分かりやすい指示に繋がります。

 

一つ一つの内容を、焦らず覚えてくれれば構いません。

 

全部が中途半端より、一個でも完璧なところがあった方が、自信が持てるはずです。

 

そうやって、徐々に自分の騎乗に自信を持てるようになりましょう。

 

では、今回はこの辺りで!

 

 

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