1馬力って、馬1頭分の力って事だよね。でも、実際どれくらいあるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
現代では多くの動力は機械になりましたが、それでもパワーの単位には、馬力が使われるものがあります。
今回は、実際の1馬力がどれくらいの強さなのか、解説していきますね!
結論:1馬力の力
1馬力は、75キロの重さを、1秒で1メートル持ち上げられる程度の力みたいです。
簡単に言うと、そこそこガッシリした男の人を、ひょいっと高い高いできるくらいのパワーですね。
意外と大したことない?と思ったかもしれませんが、それは、計算の仕方の問題です。
解説しましょう!
馬力の由来
もともと、馬力という単位を作ったのは、イギリスのワットという人です。
電子レンジや、エアコンとかで、~キロワットって言うじゃないですか。あのワットですね。
1800年前後、ワットはとある発明をしました。蒸気機関です。
高圧の水蒸気を使って、物を動かすという装置ですね。 人類が、初めて生き物じゃないエネルギーを利用し始めた瞬間であり、 歴史で言えば、後の産業革命に繋がる大発明です。
ところが、実際どれくらいの強さなんだろう?という所まで、考えてなかったんですね。
なので、蒸気機関で走る車と、馬を比較して、強さを測ったんです。これが、エネルギーの強さに、馬力という単位が使われる由来です。
馬力の計算方法
ワットは、大型の馬に、250キロの重りをつけて、1時間歩いてもらいました。
そして、判明した1時間の結果を1秒単位に直したんですね。
すると、馬は250キロの重りを、1秒で平均30センチ動かしてることがわかりました。
イギリスで馬力と言えば、この考え方になります。
ですが、イギリスは、距離にフィートという単位、重さにポンドという単位を使ってました。
そこで、フランスがメートルとキログラムに単位を直し、計算しやすいように、キリのいい数字に直したんです。
これで、75キロの重さの物体を、1秒に1メートル動かす力という考え方になったんですね。
なので、1馬力は、「平均的にずっと出し続けられるパワーの事」を指します。
僕も誤解してましたが、瞬間的に出せるパワーではないみたいです。
北海道でやっている、ばんえい競馬という重い物を引っ張る競馬では、最大1トンの重りを引っ張りますからね。
瞬間的だったら、20馬力、30馬力くらいは馬も出せると思います。
75キロの男性を1秒で30メートル飛んでいく強さで放り投げる事が出来る。交通事故レベルですね…!
これからは、馬を怒らせないようにしたいと思います(笑)
まとめ!
馬力について解説しました!
今回は雑学になります。最後までご覧いただきありがとうございます。
改めて、僕のブログでは、乗馬、競馬のみならず、馬のこと全てをテーマにしていきます。
時には興味がない話題もあるかもしれません。気が向いた時だけご覧下さい。
また、他にも知りたい話があれば、コメントなどに書いていただければ反応します。
ご覧いただき、ありがとうございました!