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目指せレベルアップ!初心者が乗馬で最初に覚えた方が良い基礎は?

 

乗馬を始めようと思うんだけど、最初にしっかり覚えた方が良いことってあるのかな…?

 

そんな疑問にお答えします!

 

手綱の長さや姿勢など、重要なことは沢山ありますが、「その中でも特に!」という項目について、今回は解説していきますね!

 

以下の動画でも同じ内容を解説しております!身振り手振りを交えた会話で学びたい場合はこちらをご覧ください!また、よろしければチャンネル登録もよろしくお願いいたします!

 

 

 

最初に結論

 

僕が考える、「乗馬をする上で最初に身に付けた方が良い事」は、

 

「馬の上でリラックスできるようになる」です!

 

もちろん手綱、姿勢、脚など覚えることはたくさんありますが、どの練習をするにしても、まずはこれが前提になります。

 

なぜかというと、初心者のうちはどんな内容を練習するにしても、馬ではなく自分の状態に集中しなきゃいけなくなるからです。

 

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「乗ってる馬がいつ何をするかわからない」という状態で、「一旦馬は置いといて自分のことに集中して」なんて出来ません。

 

「自分や馬がどんな状態であればリラックスできるのか。そして自分に集中できるのか。」を考えることから始めていきましょう。

 

 

「リラックスできる状態」とは?

 

とはいえ、「リラックスしても大丈夫な状態」って言われても、初心者の方にはどのような状態かわからないと思います。

 

ここではとりあえず文字通り、

 

「人馬ともにゆったりした気持ちになれる状態」を目指していきましょう。

 

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ふざけたことを言ってるようですが、意外と真面目な回答です。

 

なぜなら人間の直感って、意外と正確に状況を把握しているからです。

 

1回でも馬に乗ったことがある方ならわかると思いますが、乗ってすぐに「元気だな」と感じた馬って、そのとおり、元気であることが多いんですよね。

 

その一方で「全然動かないな」と感じた馬は、やっぱりやる気がなかったりするものです。

 

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これは、自分が「これくらいかな?」と思った状態より馬がシャキッとしてるのかのんびりしてるのかを、体が勝手に判断しているのですが、

 

逆に言えばご自身の感覚として、「これくらいが普通かな?」という基準が自然とあるということです。

 

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最初のうちはひとまずその感覚に合わせて、馬の基本スピードを調整しましょう。

 

時速4キロで歩いてほしいのに馬が7キロで歩いていたら、3キロ分減速を。

 

逆に2キロでゆっくり歩いてたら、もう少し早くと指示してあげてください。

 

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馬の「普通な状態」と、人間の「普通な状態」が同じになるよう調整することで、常に合図を送り続けたり、手綱を引き続けたりする必要が無くなります。

 

そうして馬が基本の状態を続けてくれるようになった上でご自身の姿勢に集中すると、一度に色々なことを処理しなくて良くなりますよ。

 

 

大事なのは「余裕の範囲内か」

  

ここで覚えておいてほしいことが1つあります。

 

それは、「リラックス出来る状態の作り方は1つではない」ということです。

 

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例えば「どんなアクシデントでも対応できる。だから安心できる。」という余裕もリラックス状態ですし、

 

「この子は先生がコントロールしてくれてるから安心」という余裕もリラックス状態の1つです。

 

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先程挙げた「馬と人の“普通”を合わせる」は、基本的にどの馬でも意識してほしいですが、中には極端に自己主張をしてくる馬もいます。

 

そんな馬に無理やりこちらの主張を通そうとするとぶつかりあいになるので、少しチャレンジして難しそうであれば、別の方法を試しましょう。

 

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乗り手と指導員のどちらがコントロールするかは違っても構いませんが、馬の状態が余裕の範囲内に収まっているのが、リラックスして自分に集中する時の条件です。

 

自分のことに必死になってしまう時期があるのはとても理解できますが、まずは自分が身を預けている馬の状態を意識するようにしてくださいね。

 

 

ちょっとした注意事項

 

ここで1つ注意点なのですが、

 

中には「自分が何をしても不安が抜けない馬」というのもいたりします。

 

それはご自身のレベル不足もあるかもしれませんが、馬のレベルが高いだけ、という場合もあります。

 

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「初心者レッスンに出てくる馬だから施設の中でも特に乗りやすい馬が出てくるはず。」

 

「それにも乗れない私なんて」

 

と思う方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。

 

初心者レッスンに出てくる馬だからレベルの優しい馬かというと、必ずしもそうとは限らないからです。

 

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例えば「何もしなくても走り続けてくれるから、走ってる時の姿勢の練習になる」という馬は、

 

言い換えれば「何もしなくても走り続けてしまう」というデメリットがあります。

 

主にメリットとして機能するようにスタッフも気を付けますが、勝手に走り始めるのが怖いという人にとっては、ずっと怖い馬になってしまいます。

 

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逆に、「どんなにめちゃくちゃな乗り方をしても動じない」というメリットがある馬は、

 

それだけ刺激を与えても動かない」というデメリットも持っているわけです。

 

この場合もスタッフがアシストしていきますが、何度合図をしても馬が動かず、落ち込んでしまうという人も居ます。

 

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適材適所で選ばれてはいますが、「初心者レッスンの馬全てが乗りやすい馬とは限らない」ということは、頭に入れておいてほしいです。

 

そのため、何をしても馬が手の内に収まらない。やる気を出してくれない。という場合は、無理にこちらの主張を続けないようにしましょう。

 

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意固地な馬がムッとすると、他の馬よりしっかり「なんで?」と訴えてくることが多いです。

 

そのような時の制御は指導員に任せて、ご自身の状態に集中してくださいね。

 

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また、どんなに人馬ともに落ち着いた状態であっても、突然周りで何かが起きるという可能性は、0にはならないです。

 

だからこそ、お互いゆったりしていたとしても、完全に気を抜くのは避けた方が良いでしょう。

 

手綱を短く持っておく、足はゆったり鞍や馬体に添えておくなど、すぐにグラグラしないようにはしてくださいね。

 

 

まとめ!

 

今回は、「これから馬に乗る上で、一番初めに身につけることは?」というテーマでお話をしました!

 

まとめると、「色々なことを覚える前に、まずは馬上で余裕を持てるようになりましょう」ですね!

 

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もちろん手綱の長さや脚の位置などといった基本姿勢は、「乗ってるだけで足が当たってる」などの事態を避けたいので、最初に覚えたいことです。

 

その上で技術的なことを学ぶ段階になったら、何をするにも最初はリラックスです。

 

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施設によってはこのリラックスは、指導員がコントロールすることもあります。

 

その方が乗り手は多くのことを考えず、最初から自分のことに集中できますからね。

 

ですが、自分で馬と意思疎通をしてみる練習として、まずはこの「お互いにリラックスできるか」を、常歩の段階から試してみてくださいね。

 

ーーー

 

初心者のうちはどんなに頑張っても、「馬への負担を0にする」ことは出来ません。

 

というか、それはオリンピック選手でもきっとできないでしょう。僕たちは馬に乗る以上、どうやっても馬には負担をかけてしまいます。

 

上手くいかないことばかり目立つ時期ではありますが、みんなそうして馬に教えてもらって、上手に乗れてる今があります。

 

将来恩返しすることを目標に、今は頑張ってみてくださいね!

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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